固定式ドローンポート|物流用

ドローンが運んできた荷物をポートへ格納し、自動運転車に乗せ換えて搬送することが可能なドローンポートシステムです。ドローンが安全に離発着する機能に加え、「ドローンからの荷物の着荷」と「荷物の一時保管および自動運転モビリティへの受け渡し」を実現しました。

導入メリット

ドローンポートは荷役や充電等の作業を自動化し、ドローンや外部システムと連携して運用を管理します。さらにこのシステムによりドローン運用における付帯作業の省人化に寄与します。

動画

特長

ドローンの安全な着陸

ドローンポートシステムにより、高い着陸精度を実現。さらに、ドローンの状態を監視・制御するプラットフォームBlue Earth Platformと連携することで、運航管理システムを提供します。

ドローンから荷物を受け取り、ドローンポート内へ格納

ドローンが荷物を切り離した後は、ドローンポート内部で荷物を保管します。荷物だけでなく、ドローン自体も格納する機能も備わっており、今後はドローンへの自動充電機能も開発予定です。

自動運転モビリティへの荷物の受け渡し

保管された荷物は、待機する自動運転モビリティへの受け渡しまでを無人で行ないます。この荷物の受け渡し工程においては,IHI 運搬機械が機械式駐車場の開発・製造において培ってきた搬送技術が活かされています。

関連ソリューション

ブルーイノベーションのポート国際標準化(ISO)への取り組み

 ブルーイノベーション株式会社は、日本発の「物流用ドローンポートシステムの設備要件に関する国際標準規格ISO5491(以下、ISO5491)」が国際標準化機構ISOにおいて正式採択・発行されたのを受け、ISO5491が定めるドローンポートシステムの設備要件に準拠したドローンポート情報管理システム「BEPポート|VIS」を開発し、そのβ版の提供を物流や点検事業者、UTMサービスプロバイダー、ドローンポートおよびドローン機体メーカーなどに向けて開始しました。

また、2017年より国土交通省とともにドローンポートシステムの研究開発および利活用を推進してきました。さらに、ISO/TC20/SC17 WG1のコンビーナおよびISO5491のプロジェクトリーダーを務め、経済産業省や国内外のエキスパートとともに日本発となるドローンポートシステムの国際標準化活動に取り組んでいます。

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