令和6年能登半島地震 復興に向けて ドローンによる橋梁点検を輪島市内で実施

2024/3/8

球体ドローン「ELIOS 3」を活用 ライフラインの早期復旧に向け、点検員の安全を確保しつつ各種データを取得

この度の能登半島地震の影響により、被災された方々やご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げると共に、皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

ブルーイノベーション株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:熊田 貴之、以下 ブルーイノベーション)は、ドローンの業界団体である一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)※1  の指揮の元、石川県輪島市からの要請を受け、球体ドローン「ELIOS 3」による輪島市内の橋梁点検および、山間部での橋梁点検を実施しました。

本取り組みは、地震に伴う道路や橋梁の地盤隆起で生じた段差や亀裂など、目視確認が難しい箇所をドローンで撮影・確認することで、点検員の安全を確保しつつ、橋梁使用の危険性確認および復旧・修繕計画立案に必要なデータの早期収集を目的としています。

■ 活動内容

① 輪島市街地の5箇所での橋梁点検

<球体ドローン『ELIOS 3』 高性能LiDAR 「測量ペイロード」※2で撮影した点群データ>

高精度な点群データを活用することにより、災害復旧のための修繕計画において、3Dモデルによる修繕コストの早期算出や、構造の安全性を向上することが可能になります。

 

② 輪島市 上和田橋(まがき線)の橋梁点検

■ 使用機材:「ELIOS 3」

 https://blue-i.co.jp/elios3/

■ 備考

※1  https://uas-japan.org/

※2  「ELIOS 3」に後付けで装脱着できる測量デバイス。人の立ち入りが困難な場所で、高精度な点群データを短時間で取得できます。

  https://www.blue-i.co.jp/news/release/20240118.html

■ 参考

ELIOS 3は、ドローンを活用した橋梁点検技術として、国土交通省「点検支援技術性能カタログ」に掲載されています。

https://www.blue-i.co.jp/news/info/20230406.html

リリースの全文はこちら(PDFファイル:750KB)

本リリースに関するお問い合わせ先

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