スマート林業導入支援サービス「ドローン・スマート林業スターターパック」 の提供を12月19日より開始

2023/12/19

ドローン機体×林業向け講習×運用ツールがオールインワンに

ブルーイノベーション株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:熊田 貴之)は、スマート林業の導入に必要な業務用ドローンセット(機体および備品、ソフトなど)と、ドローン操縦およびデータ処理講習、運用サポートツールがセットになったスマート林業導入支援サービス「ドローン・スマート林業スタータ―パック」の提供を、12月19日より開始します。

■提供の背景

近年、林業をはじめとした一次産業は慢性的な人材不足や従事者の高齢化が問題となっており、中でも林業は最も危険度が高いと言われている業種のひとつです。林業従事者の総数は減少の一途を辿っており、生産性と安全性の向上はおろか、森林の管理もまかないきれていないのが現状です。

この業界全体の課題解決に向け、農林水産省 林野庁では森林管理の基礎となる資源情報の高度化、クラウド技術やドローンなどを活用した「スマート林業」を推進し、国全体として就業環境の改善に取り組んでいます。

ブルーイノベーションは、2020年11月より、林野庁が進めるリモートセンシング技術研修事業の補助事業者として、全国55ヵ所、延べ受講者数500名以上にスマート林業導入に必要なノウハウが学べる講習を提供してきました。
この度提供するサービスは、従来のドローンによる森林測量講習に加え、受講者より多くの要望があがったドローン機体や周辺機器の選定・提供、運用開始後を見据えた管理運営サポートをパッケージにしたもので、はじめてスマート林業に取り組まれる方に最適なものとなっています。

■導入メリット

ドローンと合わせてGIS(地理情報システム)を利用することで、これまで徒歩で収集していた広域な森林情報を上空から一括で取得でき、紙ベースで管理されていた森林資源情報や地図情報をデジタル化することで森林情報の可視化、森林データの蓄積・一元管理が可能です。 
これにより、データによる森林ごとの伐採率の確認や作業人員の割り振り、航空写真測量などのデータ活用による森林整備事業の補助金申請の業務負担軽減などが可能となります。

■本サービスの3つのポイント

① はじめてでも使いやすい機体

撮影に最適化されたコンパクトで高精細な業務用ドローン「Mavic 3Enterprise」に、備品一式や写真測量ソフトなど、スマート林業導入に必要なものをすべてセットにしました。

  • 小型かつ高精度なカメラを搭載
  • 運用しやすいコンパクトサイズ
  • cmレベルの正確な測位が可能なモジュールを搭載し、高精度な測量データを取得

② 林業の実務に則した充実講習

林業に特化した操縦や知識、データ解析・活用ノウハウの習得、補助金申請方法まで演習形式で学べます。

ドローンの操縦方法、飛行に関わる関係法令や航空法に基づく許可承認申請手続き、安全管理などの基本的な内容に加えて、森林測量ならではのカリキュラムを座学・実技に分けて習得します。

撮影写真からオルソ画像を作成するために必要となるSfMソフトの操作方法や、GISソフトによる写真測量(面積計算)に加えて、森林整備事業の補助金申請への活用方法など実務に役立つ内容を演習形式で習得します。

③ 充実の運用サポートツール

ドローン点検を実運用していくためには、機体やバッテリーなどはもちろん、飛行記録などの管理が重要となります。それら運用管理ツールに加え、各種保険もご用意しており、ドローン運用をより安全に、より効率的に行うことができます。

【ドローン・スマート林業スターターパック|資料ダウンロード】

ドローン機体のスペックや講習カリキュラム内容、運用ツールなど、本サービスの詳細を
まとめたご紹介資料を以下より無料でダウンロードいただけます。
https://www.blue-i.co.jp/contact/smartforest.html

本リリースに関するお問い合わせ先

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