全日本学生屋内飛行ロボットコンテストに協賛
2021/12/20
ブルーイノベーション株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:熊田 貴之、以下 ブルーイノベーション)は、第17回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト(以下、当コンテスト)に協賛し、マルチコプター部門において優れた成果を示したチームに対し「ブルーイノベーション賞」を提供しました。
当コンテストは、 飛行ロボット(ドローン,無人航空機)の普及と学生の設計・製作・モノづくり教育の支援、航空産業を担う人材育成を目指して2006年から開催されており、17回目となる今年は、全国の大学や高専などから48チームが参加しました。
ブルーイノベーションは、次世代モビリティ社会を支える若手エンジニアへのサポートを目的に、当コンテンストに協賛しています。ブルーイノベーション賞の対象となった「マルチコプター部門」では、ヘリポートから離陸し、被災地エリア内への救援物資投下や自動8の字飛行、自動離着陸などのミッションを経て、ヘリポートに帰還するまでの合計ポイントとタイムで競われ、確実な操作技能でポイントを獲得した東京大学のチーム「三四郎」がブルーイノベーション賞を受賞しました。
ブルーイノベーション賞を受賞した東京大学「三四郎」の皆さん
大会前のプレゼンテーション動画
ブルーイノベーション賞 受賞コメント 東京大学「三四郎」 チーム代表 李林 嘉元さん
昨年も「マルチコプター部門」に参加したのですが、その際は満足に飛ばすことができませんでした。その時のノウハウと失敗からの学びを今年は活かせたと思います。床に置いた物資を回収し、 所定の位置に再投下するミッションでは失敗してしまいましたが、準備を進めてきた手動操縦の成果は出せました(ベストパイロット賞も同時受賞)。今後も飛行ロボットに関わっていくことができるのであれば、自動操縦によるミッションにも挑戦していきたいと考えています。ありがとうございました。
ブルーイノベーション 執行役員CMO 山田宏一 コメント
私たちは、自律的に移動する移動体(自動運転車、ドローン、空飛ぶ車など)が効率的かつ安全に移動できる空間やインフラ、ルールの整備を関係各所と進めています。これまでの移動ルートは、道路や航空機の空路など予め決められた静的なものでした。これに対し、出発地点と到着地点を結ぶ空間の移動ルートを時々の環境や状況の変化に合わせてリアルタイムに構築し、自律移動体において最も効率的かつ安全な移動を実現するのが、ブルーイノベーションが掲げている「クラウドモビリティ構想」です。
当コンテンスで行われているミッションは、まさにその自律移動体の管理・制御システムの開発です。その開発の中心となっている若いエンジニアの皆さんをサポートしたいとの想いから、当コンテストへの協賛をさせていただきました。今回、ブルーイノベーション賞を受賞された東京大学のチーム「三四郎」の皆さんをはじめ、実に素晴らしい才能が日本にあることを心強く感じています。
誰もが気軽で快適に、かつ安全に移動できる社会を共に実現させましょう。
リリースの全文はこちら(PDFファイル:494KB)
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第17回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト 概要
主催
一般社団法人 日本航空宇宙学会
共催
東京都大田区、JAXA(宇宙航空研究開発機構)、大田ビジネス創造協議会(OBK)
後援
一般社団法人 日本UAS産業振興会
開催
2021年12月17日(金)、18日(土)、19日(日)
場所
東京都大田区総合体育館