「ELIOS」を活用した下水道調査事例に関する技術論文のお知らせ
2025/3/13
この度の埼玉県八潮市道路陥没事故では、現在も被害に遭われた方の救助活動が行われております。一刻も早い救出が行われます事を祈念申し上げます。
今後ますます必要性が高まる下水管内調査に関して、屋内点検用ドローンを活用することで、安全性の向上と業務の効率化が期待されています。特に、埼玉県八潮市道路陥没事故における下水管内調査にも使用された屋内点検用ドローン「ELIOS 3(Flyability製、本社:スイス)は、下水道や発電所、プラントなどを中心に、国内300ヶ所を超える現場での導入実績があり、弊社では今後も積極的に推進してまいります。
その一環として、2023年に発表された下水道点検手法に関する論文を改めてご紹介させていただきます。この論文では、従来の点検手法と比較し、ELIOSを活用した調査のデータ化およびその成果について詳述されています。
本論文が今後の下水管内点検に携わる方々にとって、より安全かつ効率的な実施方法を確立するための一助となれば幸いです。ぜひご参照ください。
■論文について
2023年3月に公益社団法人全国上下水道コンサルタント協会発行の『令和4年度技術報告集(第37号)』に掲載された「ドローンの管内調査適用事例」(株式会社日水コン※ 南雲 亮佑氏著)において、以下の内容が報告されています。
- ELIOSを用いた下水道管内調査と従来の目視調査の結果比較、経済性の分析
- ドローン調査の課題についての指摘と、従来手法と比較した日進量の向上見込み
- 安全性や作業効率性におけるドローン調査の優位性
本論文は、管の種類や形状、ドローンによる評価項目を具体的に示しており、下水道点検業務の効率化と安全性向上に向けた貴重な資料となっております。
論文は下記サイトより無料でご覧いただけます
「ドローンの管内調査適用事例」 ㈱日水コン 南雲 亮佑 著
令和4年度技術報告集(第37号) 2.下水道 (上下水道コンサルタント協会発行)
■特設サイトについて
今後ますます必要性が高まる下水管内調査に関して、屋内点検用ドローンを活用することで、安全性の向上と業務の効率化が期待されています。
そこで、過去の事例を交えて、ドローンを活用した下水道点検ソリューションに関するページを開設しております。ぜひご参考ください。
ドローンを活用した下水道 点検特設サイト
https://www.blue-i.co.jp/solution/inspection/inspection_04.html
■株式会社日水コン様との共同事業について
今回ご紹介した論文を執筆された著者が所属されている株式会社日水コン様とは、2016年に国交省が進めるB-DASHプロジェクト(下水道革新的技術実証事業)で共同事業を行っております。
B-DASHプロジェクトの取り組みについて
https://www.blue-i.co.jp/news/release/20160728.html
株式会社日水コン
https://www.nissuicon.co.jp
今後も全国各地の下水道点検の効率化と安全性向上に貢献してまいります。
本リリースに関するお問い合わせ先
お問い合わせフォーム https://www.blue-i.co.jp/contact/project/
メールでのお問い合わせ inspection@blue-i.co.jp
お電話でのお問い合わせ 03-6801-8781