[Flyability事例]屋内ウォーターパーク全体の点検を7日以内で完了。
ELIOS 3で高所作業と点検工数を大幅削減
2026/6/12
ELIOS 3を用いたドローン点検により、屋内ウォーターパーク全体の点検、分析、報告を7日以内に完了。Passero Associate社が北米各地でこのような成果を実現している様子をご紹介いたします。
メリットの概要
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迅速性 ELIOS 3による点検で、屋内ウォーターパークでのデータ収集は数時間で完了。小規模な施設であれば、鉄骨構造、ダクトや通気口、屋根排水口、電気ダクトやケーブルトレイ、配管設備など、頭上構造物や設備のすべての点検でさえも12時間以内に完了させることが可能です。 |
データ品質 4K動画とセンチメートル単位の精度を誇るLiDARを搭載したELIOS 3により、ウォーターパークの状態を詳細に把握。ReadyVISのチームは、ELIOS 3を用いて1つの施設内で最大5,000カ所の注目ポイントを特定し、そのすべてがドローンによって自動的に作成された3Dモデル上に可視化されました。 |
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安全性 ELIOS 3のような遠隔点検ソリューションを活用すれば、データ収集のために足場や高所作業車を用意する必要がなくなります。これにより高所での作業が不要になるため、安全基準が大幅に向上するのみならず、点検作業の効率化にも貢献。 |
信頼性 ELIOS 3で収集されたデータは、ReadyVISおよびPassero社エンジニアリングチームによって確認および品質管理が実施されました。その結果、現場状況の概要、敷地計画図、さらに詳細な検討や是正措置が必要な不具合箇所に関する個別報告書など、現場状況に関する包括的な情報の取得に成功。 |
屋内ウォーターパークは、家族連れや友人同士など、多様な来場者に豊かな娯楽体験を提供する一方で、運営者には、日々のメンテナンスと営業時間の確保という、終わりのない課題への対応が求められます。 こういった施設では高所に設置された設備が絶えず予測不可能な負荷にさらされ、またそれらが腐食しやすい湿気の多い環境にあるなど、運営面で特有の課題を抱えています。適切な点検やメンテナンスが行われず、屋根裏から資材が落下し、人々に直撃して怪我や訴訟につながる事例がこれまでにもありました。その例としては、2017年から2018年にかけてカラハリ・パークで発生した事故(プール内にダクトの一部が落下し、利用者に直撃した)や、2024年にコロラドスプリングスのゲイロード・リゾートで発生したより事故などが挙げられます。したがって、屋内ウォーターパークにおけるメンテナンス業務は、安全性を脅かすリスクを未然に防ぎ利用者とスタッフ双方の安全を確保するために極めて重要です。
屋内ウォーターパークの施設所有者は、今後の工事計画立案や潜在的な危険の迅速な特定のため、状態評価を実施するデータを収集する必要性に迫られる一方で、高い位置にあるスライダーや構造物への接近は困難を伴うため、革新的な解決策が求められていました。Passero Associates社の一部門であるReadyVISは、この特定の分野における5年以上の専門知識と50年以上にわたるエンジニアリングの経験を活かし、スタッフ、利用者、または施設にリスクを与えることなく、ELIOS3を使用してこのデータを収集しています。
屋内ウォーターパークにおけるドローン点検がエンジニアに提供する情報
Passero Associates社は、AEC(建築・エンジニアリング・建設)分野の専門家を擁するエンジニアリング・建築設計企業です。社内のReadyVIS部門は、ドローン、社内ツール、スキャン、自動化、3DおよびVRによる可視化など、プロジェクトにおける先端技術の活用を統括し、複雑な設備や閉鎖的な環境での作業を伴う任務を担当しています。同部門は、安全基準を最適化し、コストを削減しつつ、設備の稼働停止時間を最小限に抑えることを目指しています。
これを実現するため、同社は2018年からELIOSを導入しており、ELIOS 1からELIOS 3へと移行してきました。同社は、ELIOS 3が持つ高品質なデータ収集能力、狭小空間への対応、および注目箇所の特定といった機能が、業務の効率化に寄与していると強調しています。過去には、グレート・ウルフ・ロッジやカラハリ・リゾーツなどの屋内ウォーターパークの点検に同機を効果的に活用し、施設所有者やメンテナンス管理部門に高品質なデータを提供してきました。
屋内ウォーターパークの点検にELIOS 3を活用すべき理由
屋内ウォーターパークの安全かつ円滑な運営は、予防保全、すなわち設備を定期的に点検し、問題が深刻化する前に解決する取り組みに支えられています。こうした点検は、包括的な評価とダウンタイムの長期化を防止を両立させつつ徹底的かつ効率的に行われる必要があります。足場やロープアクセスが不要で、容易にアクセスできるELIOS 3は、この点において画期的なソリューションです。以前は部分的な点検ですら数時間を要し、ましてや完全な評価など到底不可能だったパイプやシャフト全体像を把握が、わずか数分の飛行で実現できるのです。
ReadyVISチームは、ELIOS 3がこれらの用途に最適となり得る3つの主要な機能を強調しました:
- 位置情報付きデータ:ELIOS 3が飛行する際、4K動画と3D点群データを同時に取得します。ネジの緩みや錆の堆積など、不具合が発見されると、その位置情報と写真が「POI(注目ポイント)」として保存されます。分析の段階においては、3Dモデル内を移動して各POIの正確な位置や設備の状態を確認。これにより、メンテナンス作業の提案や、深刻度・緊急度順にPOIを分類することが容易になります。作業が完了すると、データはFlyability社のソフトウェア「Inspector 5」で表示され、点検エリア内のPOIとその位置を明確に並べて比較できるため、メンテナンス計画の策定が容易になります。
- 安全性:ELIOS 3のような遠隔点検ツールを使用することで、足場、高所作業車、ロープアクセスが不要になります。これにより、検査員は高所での作業を行う必要がなくなるためリスクが低減されます。また、この種の作業に必要な特別な安全評価や許可取得にかかる時間も節約できます。ELIOS 3を使用することで、安全な場所に留まりながらにして点検に必要なすべてのデータを収集できるのです。
- 迅速性:ELIOS 3によって実現されるデータ品質、安全性の向上、そしてアクセスの容易さが相まって、ReadyVISの検査員は従来よりも迅速なプロジェクトの完了を実現。これは、包括的なデータ収集と現地データの容易な分析に加え、ドローンを用いた遠隔アクセスによる時間とコストの削減によるものです。
Passero Associated社は長年にわたり、さまざまな屋内ウォーターパークと提携してきました。同社のReadyVIS部門は、適切なツールを活用することで、一見複雑に見えるこの点検作業を、簡潔かつ安全に行うことができることを実証しています。
屋内ウォーターパークのドローン点検手順
ELIOS 3を用いた屋内ウォーターパークの点検において、ReadyVISチームは通常7日以内に報告書を提出しています。これには、詳細な品質保証および品質管理に加え、データ収集のための飛行、分析、レポート作成が含まれます。レポートには、POI(注目ポイント)の位置情報と状態分析が記載され、ReadyVISの「是正対応トラッキング」ワークフローにより、施設所有者は作成されたPDFレポート(QRコード付き)を作業依頼書に添付し、実施した作業内容をWeb上の記録に簡単に反映できます。これには担当者担当者、日時、および関連する画像ファイルの添付が含まれます。これらのレポートは非常に詳細で、最近のウォーターパーク点検では5,000箇所以上(現在も増加中!)の個別の注目ポイントが記録されています。
ウォーターパークの点検には、空調ダクト、消火設備、給水管、天井ファン、および一般的な鉄骨フレームや屋根構造の評価が含まれます。これらすべてをELIOS 3で評価することができ、点検チームが高所作業を行う必要はありません。チームは4Kカメラに加え、ドローンのLiDARスキャナーで取得した3Dモデルを活用しています。場合によっては、ドローンの赤外線カメラを使用して、通電直後のダクトシステム上の高温箇所や低温箇所を特定することもあります。
各点検において、ドローンは直線的に飛行させることで検査担当者が設備を端から端まで認識しやすく、全体を漏れなく評価できるようにしています。設備の全範囲を確実にカバーするため、ReadyVISのパイロットは綿密な飛行計画を作成し、飛行後の軌跡を照合しています。この作業において、ELIOS 3のローカライズされた点群データ(飛行制御アプリから確認可能)が役立ち、飛行と飛行の間にパイロットが位置確認を迅速に行えるよう支援しています。
点検が完了すると、ReadyVISは独自の3DインタラクティブWebプラットフォームを通じて、結果をクライアントに提示します。また、データはエグゼクティブサマリーPDFとしても共有されます。このPDFには、調査結果の概要、敷地計画図、該当する竣工図面や詳細図、および重大度順に整理された個別のPOIレポートが含まれており、将来の修理・交換の追跡用に是正措置のQRコードも記載されています。
ELIOS 3による屋内点検の新たな可能性
アクセスが困難な施設の屋内点検におけるドローンの活用は、今や一般的な作業手法として定着しています。長年にわたり、ReadyVISはその技術が広く認知されるようになる過程を見守り、革新的なツールをいち早く取り入れた企業として注目されてきました。
ReadyVIS社によると、同社の調査結果は施設の所有者や運営者の双方から高く評価されており、施設の安全を確保するための意思決定に必要な正確なデータを提供することで、彼らの業務を支援しています。ReadyVIS社がもたらした成果は、所有者や請負業者が設備の徹底的な点検と安全確認を求めている新規建設プロジェクトへと、同社の業務範囲を拡大させることにつながりました。ELIOS 3のこのような活用は、より安全なアクセス手段によるメンテナンス業務の完遂と、極力早く営業を再開させたいという現場のニーズを両立させるものです。ReadyVISによる活動の成功は、米国内のウォーターパークやその他のインフラ施設でも繰り返し行われている点検にて明らかなものとなっており、同社はELIOS 3のような遠隔点検ソリューションを活用し、ウォーターパーク以外の狭小空間の点検も並行し継続していく予定です。
■出典:Flyability社,
Inspecting Indoor Waterparks with the Elios 3
https://www.flyability.com/casestudies/drone-indoor-waterpark-inspection
ブルーイノベーション株式会社
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